2018年に置いていく気持ち

 


これから書くことは自分でこんなこと思ってたんだなっていう気持ちの整理と、吐き出して楽になりたいなという思いで書いてます。

だから私の心のあまり綺麗じゃない部分も正直出ているかもしれません。これを読んで下さった誰かのことを嫌な気持ちにしてしまうかもしれません。

でも記事を公開することできちんと区切りをつけたくて。気持ちを昇華させたくて。単なる私のわがままです。


今回は美勇人くん個人の話というよりは、Love-tuneであり、Travis Japanであった美勇人くんに対する気持ちです。

美勇人くんへの好きの気持ちは来年になっても書けるかもしれないけれど、心に溜めていたぐるぐるしたこの感情は来年に持ち越しちゃいけない気がしているのでここに置いていきます。


私は美勇人くん本人でもなければたくさんいるファンのうちのたった1人にすぎないのに、Love-tuneでいる美勇人くんとTravis Japanでいる美勇人くんの間で勝手にたくさん悩んだ。


まだ美勇人くんがらぶとらを掛け持ちしていた頃、らぶの他のメンバーの担当の方がLove-tuneにはデビューしてほしいって言えるのが素直にうらやましかった。トラジャの他のメンバーの担当の方がTravis Japanでデビューを目指したいって言えるのが素直にうらやましかった。

だってどちらかがデビューするってことはどちらかを辞めなきゃいけないってそのときは思ってたから。(最終的にはトラジャを抜けてらぶだけになったわけだし、更に言ってしまえば事務所も退所することになるわけだけど)

見れば見るほど、知れば知るほど、Love-tuneの美勇人くんが大好きになるし、Travis Japanの美勇人くんが大好きになった。

どちらの方が良いとかじゃなくて、どちらもが良いの。


もちろんその時期によってLove-tuneに対する思い入れが強いこともあれば、Travis Japanへの思い入れが強いこともあった。私は結構流されやすいので、コンサートを見たらそちらに流されちゃうことも多かったと思う。

でもLove-tuneTravis Japanもユニットとして確立してきて、サマステやJr.祭りやクリエや舞台や少クラでユニットとしての出番がしっかりあって、ユニットそれぞれの個性も定着してきたことで、どちらのユニットのことも大好きになった。


だからLove-tuneの森田美勇人でいてほしいし、Travis Japanの森田美勇人でいてほしいって思ってた。

何で美勇人くんって1人しかいないんだろう?美勇人くんが2人いたら良いのにって、そしたらこの先もずっとらぶの美勇人くんもトラジャの美勇人くんも継続できるのにって本気で考えたこともあった。

無理なことくらいわかりきっているんだけど、それくらいどちらも大好きだったの。


2つのユニットを両立してる美勇人くんが大変なことは表面しか見えてない私達ファンにだってなんとなくわかってた。


でも本人が表にほとんど出さないから「無理しないで」ってファンが言うのは何となく違うのかなって思ってた。

どちらもやり遂げる美勇人くんはかっこよかったし、単純に他の人より倍近くの出番があると思うとたくさん美勇人くんのことを見れるのが素直に嬉しかった。


それでもJr.祭りでは目に見えて大変そうだなと感じるところがたくさんあった。

Jr.祭りのオープニングメドレーでトラジャの情熱の一夜が終わった瞬間にオレンジジャケットを脱ぎ捨てて、らぶのエタマイで「今風前のlife つまり解放」ってソロパート歌ってから瞬時にピンクジャケット着せてもらってそのまま踊ってた。

着替えのために一人だけ暗転してる花道をダッシュで走ってステージ袖まではけてることもあった。

そんな大変な中でもオープニングメドレー最後にピンクジャケットを着てる上からオレンジジャケットを羽織ってらぶとら両方でいてくれる美勇人くんも、らぶとらコーナーの『What's your name?』の「あなたが欲しい」でトラジャのセンターに飛び出してくる美勇人くんもとにかくかっこよかった。

 

クリエでトラジャの魅力もらぶの魅力も更に知ってしまって、やっぱりどちらの美勇人くんも好きだ!!!ってモチベーションが上がってる中で突然やってきた、ユメアイの記者会見。美勇人くんはトラジャにいなかった。少クラ生放送でもLove-tuneとしての美勇人くんしか存在しなかった。

なんだか生きた心地がしなかったし頭が全然追いつかなかった。そこからトラジャの映像もらぶの映像も見れなくなった。心が拒否してた。


すでに発表されてるトラジャ単独のキントレには美勇人くんもちゃんと出演するのだろうか…って毎日のように公式サイトを見に行って更新してはまだ名前があるって安心してた気がする。

そしてグッズが発売されてTLに写真が流れてきて、美勇人くんがトラジャにいることがわかってとにかく嬉しかった。


こんなフラグが立ってしまっている中で後悔だけは絶対にしたくなくて、トラジャ単独公演には全部入った。美勇人くんが辞めることは信じたくなかったというか信じていなかったけれど、でも「もしも」があったらやっぱり悔やんでも悔やみきれないから。


キントレトラジャ単独公演は文句なしに最高なLIVEだった。とにかく最高なセトリに構成に踊りだった。MCもそれぞれの個性が出ていて良い意味でしっちゃかめっちゃかで何度も笑った。

完成度が高すぎて、LIVEを見ている最中は美勇人くんがトラジャを辞めるなんて思い違いなのでは…?とさえ思った。


でも何の紹介もなく始まった『夢のHollywood』は明らかにオリ曲っぽくて。でもそこに美勇人くんの姿はなくて。美勇人くんはソロで違う曲を歌っていて。あーやっぱり辞めちゃうのかなって。ここまできて美勇人くんはトラジャとしてのオリ曲にいないんだなって。寂しかったなぁ。


そして迎えたトラジャ単独オーラス公演は始まる前から客席の空気が異様だったのを覚えてる。美勇人くんソロ曲で突然弟組が出てきて踊ったのもガイズでの壊れてしまうかと思うくらいの熱量に溢れた踊りも最後の挨拶で笑っているけど泣きそうになっちゃうちゃかちゃんも全部全部覚えてる。

それでも美勇人くんは最後までいつもと変わらなかった。ずっと笑顔だった。かっこよかった。そういうところが好きだなって改めて思った。


あっという間に始まってしまった次の日のらぶとら合同公演。正直昨日の今日で入りたくないなって思ってたんだけど、らぶとらメンバーみんな楽しそうにしてて、結果的には気持ちが軽くなって入って良かったなって思った。

TJ Callingで最後のM Myutoを言ったら1人だけはけて、次の曲のサマハニではソロパートのラップ部分でマンションセンターから登場した。

NO WAY OUTの後で着替えのために昨日まで踊っていたギンギラギンにさりげなくに美勇人くんが丸っと不在なのはかなり寂しかったけど、次のDon't you Get Itではソロパートでマンションセンターから登場した。

こうやって美勇人くんがLove-tuneでもTravis Japanでもいれるようにしてくれて、見せ場にしてくれて、嬉しかった。


そしてユメアイでは美勇人くんはもうTravis Japanではなかった。


私の心はずっとぐるぐるしていてトラジャへの思いが抜けなさすぎてたんだけど、Zeppに入ったことでLove-tuneの美勇人くんを応援していこうって素直に思えた。


私は美勇人くんが好きだったけどTravis Japanというユニット自体が好きだったし、しめちゃんのことも好きだから、湾岸もJr.祭りもサマパラもトラジャ公演には入った。

公演自体はもちろん凄く楽しいんだけど、正直美勇人くんがいたときの曲を見るのはやっぱり辛かった。私の頭の中では美勇人くんで再生されちゃうから。

トラジャ見てるときくらい美勇人くんの記憶なくせたらもっと素直に楽しめるのかなとかまで思った。もっと純粋にトラジャのことを応援したかった。


でもこの夏私が入ったサマパラに美勇人くんが見学で来ていて、曲中の美勇人くんの様子が視界に入ってきたらそんな気持ちはどこかへふっとんだ。

だってone chanceのときとか美勇人くん座りながらほぼほぼ踊ってるんだもん。ガイズとかも身体動いてるんだもん。

私みたいなファンがなんとなくサビ踊れるくらいには覚えてるわけだから、そりゃ舞台に立ってこの曲踊ってた張本人は自然と身体も動くよな。って思ったらすーっと気持ちが楽になった。無理して忘れる必要も上書きする必要もないんだなって。

美勇人くんのことが好きだから勝手に苦しくなっていたんだけど、その気持ちを和らげてくれたのも美勇人くん本人だった。


美勇人くんはらぶだけになったけど、それでもJr.祭り合同公演ではトラジャメンバーと楽しそうにしてることも普通にあったし、サマパラ見学に来たときも楽しそうにMCで話してたし、京本会も相変わらず仲良しみたいだし。もうそれだけで十分です。


トラジャのことは大好きだったけど、私は美勇人くんにトラジャに戻ってほしいわけではなかった。自分で決めたのか上の人が決めたのかはもうわからないけれど、美勇人くんはらぶとして前に進んでいたから。トラジャもトラジャとして前に進んでいたから。違う道をそれぞれ歩み始めたから。


結果的にはLove-tuneが全員事務所を退所することになったけれど、それでも美勇人くんが進んできた道を何一つ否定するつもりはないです。


勝手につらくて悲しくて悩んだこともあったけれど、Love-tuneとしての美勇人くんと、Travis Japanとしての美勇人くんを見れて、ファンとしては倍以上の幸せをもらっていた気がします。

 

Love-tuneの美勇人くんもTravis Japanの美勇人くんも、美勇人くんの長いジャニーズJr.人生にしてみたらほんの一部にしかすぎないけれど、私にとってはどちらも大切な美勇人くんでした。